『【タバコの3害】ニコチン・タール・一酸化炭素の本当の恐ろしさ』
どうも!
禁煙コンサルタントの田中です!
タバコが体に悪いっていうのは、みんな知ってますよね。
タバコの害で特に悪いのが、
・ニコチン
・タール
・一酸化炭素
です。
これらはタバコの3害とも呼ばれているほど、体に悪い有害物質なのです。
みんな体に悪いっていうのは知ってると思いますが、どのような害が起こるのか?っていうのは知らない方も多いんです。
ですので、今回は『【タバコの3害】ニコチン・タール・一酸化炭素の本当の恐ろしさ』について調べていきます!
目次
ニコチンの危険性とは?
まずは、ニコチンって何なのかです。
最初にお伝えしときますが、ニコチンには発がん性物質は入っていません。
発がん性物質が入ってるのはタールになります。
ではなぜ、ニコチンが悪いと言われているのか?
ニコチンはタバコの煙に含まれており、昔はゴキブリやネズミを駆除する薬として使われていたそうです。
駆除用の薬でしたので毒性は強力です。
禁煙補助パッチをつけたままでタバコを吸うと気持ち悪くなるのは、ニコチン濃度が高くなって引き起こされる急性中毒症状です。
ニコチンは非常に依存性の強いので、その依存度は麻薬と変わらないとまで言われています。
ニコチンの害
狭心症や心筋梗塞
ニコチンは心臓や血管の収縮機能を低下させるので、血圧が高くなり、心臓への負担の増加にもなります。
動脈硬化
ニコチンによって、動脈の血管壁が厚くなり、血液が通りにくくなります。
それによって、酸素や栄養素が細胞に行き届かなくなり、まわりの組織が壊死して、動脈硬化を引き起こします。
腎臓病
ニコチンは毒ですので、毒が体内に取り込まれると、解毒しようとするのが腎臓です。
しかし、腎臓もニコチンをすべて解毒できるわけではありません。
2割以上が体内に残り、体内から抜けるのに数週間かかります。
このようにニコチンが体内に入ることによって、凄まじい負担がかかるため、
腎臓病を引き起こす原因となるのです。
腎臓病を悪化させると、腎不全にもつながります。
肌荒れや生理不順
ニコチンは女性ホルモンの分泌を低下させますので、生理不順、あるいは月経前症候群(PMS)、さらには不妊の原因にもなります。
またニコチンによって、血行が悪くなり、新陳代謝が低下することで、栄養や酸素が送られなくなると、肌のターンオーバーにも異常が起こります。
胎児、赤ちゃんへの悪影響
ニコチンは水溶性のため、血液を通して赤ちゃんにも届きます。
さらにニコチンではありませんが、タバコの煙に含まれるヒドラジンやベンツピレンなどには、染色体を切断したり、染色体分離を損なう性質があるのです。
この染色体異常は、自然流産の主な原因とも言われていまので、妊娠時の喫煙は絶対に避けましょう。
また出産後は、ニコチンを体内に入れると、母乳にもニコチンが含まれます。
体内にニコチンを多く含んでいる女性から生まれた赤ちゃんは、成長が遅いと言われています。
ニコチン中毒で死ぬ可能性がある
ニコチン中毒で大人も子供も亡くなる可能性があるんです。
ニコチンでの致死量は成人で40~60mg程です。
乳児だと10~20mg程です。
タバコ1本のニコチンの量は銘柄によって違うんですが、値上げが決定しているマールボロのニコチンの量は1.0mgです。
意外に少ないじゃんって思ったかもしれませんが、これはタバコに火をつけてフィルターを通して摂取できるニコチンの量なんです。
そのまま食べてしまったら、約10倍のニコチン摂取量になるといわれています。
マールボロだったら、10mgですね。
なので、マールボロ1本乳児が食べてしまったら亡くなる可能性があるってことです。
大人も2本から3本食べてしまうと亡くなる可能性があるんです。
ちなみに40歳以上に人気のピースのニコチンの量は2.3mgです。
そのまま食べてしまったら23mgもあります。
ピースなら1本で成人でさえも亡くなる可能性があるわけなんです。
これほどまでにニコチンって危険なんですよ。
タールの危険性とは?
タバコを吸っていると、フィルターや歯が黄色く汚れていきますよね。
あれがタールです。
タールは、タバコの煙と一緒に出てきて、そのまま肺や喉、皮膚につきます。
タールはちょっとやそっとでは取れません。
タールには発がん性物質が含まれていますので、タバコを吸うことによって何十種類もの発がん性物質が体中に取り込まれます。
因みにタバコの煙には、発がん性物質だけでも約60種類以上、有害物質全体にすると、約200種類以上の有害物質が含まれています
タールの害
・肺ガン
・肝臓ガン
・大腸ガン
・膀胱ガン
・舌ガン
・咽頭ガン
・膀胱ガン
・子宮頸ガン
・歯周病
・慢性気管支炎
・気管支喘息
この他にも様々な病気になるリスクがあります。
一酸化炭素とは?
通常、炭素を含む物質が燃焼すると二酸化炭素が発生します。
しかし、酸素が不十分な状態で燃焼した場合は一酸化炭素が発生します。
タバコが燃焼する際、大半は二酸化炭素になります。
しかし狭い紙筒の中で燃焼させますので、一部分不完全燃焼となり、1%~3%程度の一酸化炭素が混ざってしまうのです。
私たちが呼吸して酸素を使うことができるのは「ヘモグロビン」のおかげなんです。
酸素は血中のヘモグロビンによって全身に行き届きます。
しかし一酸化炭素は、酸素に比べて200倍以上もヘモグロビンと結びつきやすい性質をもっています。
なので、一酸化炭素はヘモグロビンが酸素を運ぶ邪魔をしてしまうのです。
一酸化炭素の症状
一酸化炭素によって体が酸欠状態になります。
酸欠状態だと、運動能力はもちろん、脳の働きも低下してしまいます。
軽症の一酸化炭素中毒の症状
・顔が赤くなる
・頭がフラフラする
悪化した一酸化炭素中毒の症状
・頭痛、耳鳴り
・急な疲労感
・吐き気
・めまい
・手足のしびれ
・集中力の低下
・眠気
重症の一酸化炭素中毒の症状
・意識を失う
・心肺停止
一酸化炭素はこのような症状があります。
さらに一酸化炭素は、動脈硬化の原因にもなってしまうのです。
久しぶりにタバコを吸ったり、タールが強いタバコを吸うと、頭がクラクラすることがよくあると思います。
これは軽い一酸化炭素中毒ということです。
一酸化炭素の恐ろしさ
0~7ppm ノンスモーカー (0本)
8~14ppm ライトスモーカー (14本以下)
15~24ppm ミドルスモーカー (15~24本)
25~34ppm ヘビースモーカー (25~34本)
35以上ppm 超ヘビースモーカー (35本以上)
法律で定められた大気汚染に係る環境基準の上限値は10ppmです。
喫煙していると、大気汚染のひどい地域に住んでいるのと同じような状況になってしまいます。
一酸化炭素中毒の濃度
・200ppm 2~3時間内に軽い頭痛
・400ppm 1~2時間で前頭痛、2.5~3.5時間で後頭痛
・800ppm 45分で頭痛、めまい、吐気、2時間で失神
・1600ppm 20分で頭痛、めまい、2時間で致死
・3200ppm 5~10分で頭痛、めまい、30分で致死
・6400ppm 1~2分で頭痛、めまい、10~15分で致死
・12800ppm 1~3分で死亡
※たとえ100ppmであっても幼児などの場合では、数時間でけいれんを起こすこともあります。
しかも一酸化炭素中毒が重症化していると、後遺症が残る可能性もあります。
・知能の低下
・記憶障害
・行動異常
・感覚異常
そして何より恐ろしいのは、一酸化炭素は無味無臭ということです。
ですので、気づかない内に中毒になって、そのままなくなる可能性があるわけです。
冬に車内で暖房つけっぱなしで寝てしまうと、アイドリングし続けることになりますので、排気ガスが車内に入ってきて、一酸化炭素中毒で亡くなる場合があるのが1つの例です。
まとめ
いかがでしょうか。
ニコチン・タール・一酸化炭素を調べてきましたが、体への影響は凄まじいものだということが分かったと思います。
しかも、今回書いたタバコの悪影響はほんの一部でしかありません。
他にもたくさんの病気になるリスクがあります。
これら全て、あなただけでなくあなたの大切な家族まで危険にさらしてしまってるんです。
自分のため、家族のためにもこんな害のあるタバコはやめましょう。
タバコなんて百害あって一利なしです。
この機会にぜひ禁煙しましょう!
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